相談:3235 オンコタイプ結果を受けて
2026/06/20
相談者:
50代
2026/06/20
はじめまして、よろしくお願いいたします。
51才:閉経前
今年2月に乳がんと診断されました。検査の結果、両乳の浸潤性乳管癌が分かり、4月に両乳全摘手術を受けました。
(遠隔転移なし)
・左乳:浸潤径:38㎜、リンパ節転移:1/9個(脇リンパ郭清)、がん細胞の異型度:グレード2、Ki67:30.4%、ホルモン受容体:あり、HER2タンパクの再現:なし
・右乳:浸潤径:3.5㎜、リンパ節転移:0/2個、がん細胞の異型度:グレード2、Ki67:17.1%、ホルモン受容体:あり、HER2タンパクの再現:なし
オンコタイプDX検査結果:再発スコア:RS19、5年遠隔再発率:8%、上乗せ効果(CT):2.7%、定量的単一遺伝子スコア:10.8 ER陽性、9.1 PR陽性、9.5 HER2陰性。
この結果を踏まえて主治医から、標準治療の化学療法+内分泌療法を提示されました。
・化学療法:エピルピシン+シクロフォスファミド→パクリタキセル(各4サイクル)+TS1の1年服用。
・内分泌療法:タモキシフェン→アナストロゾール 7~10年
リンパに1個ガンが見つかっていますので、主治医からは標準治療の上記化学療法を進められています。
少しでも再発率を下げたい気持ちはあるのですが、内分泌療法だけの場合で5年遠隔再発率8%に対し、点滴抗がん剤で2.7%程度しか下がらないのと、点滴抗がん剤の副作用とを天秤にかけた時になかなか踏ん切りがつきません。
確率的に点滴抗がん剤をすることで再発する人が、内分泌療法のみ:8人/100人→EC療法追加:5.3人/100人になる?という考えであっていますでしょうか?
まだ予後治療をどうするかを悩んでおりますが、オンコタイプDXの結果を踏まえ、次の選択肢の経口抗がん剤 TS1+内分泌療法を選択した場合、数値的な部分で5年遠隔再発率が、8%から何%くらい下がるものなのでしょうか。
御忙しい中大変恐縮ではありますが、ご教授お願い致します。
閉経前でオンコタイプ DXのスコアが19であれば、抗がん剤治療を推奨します。
上乗せ効果2.7%なので8人再発するところ5.3人になり、2.7人が助かる事になります。
2.7/8人で33%の人が助かる計算になります。
またTS1に関してはオンコタイプDXので再発率と関係なく、TS1をしない人とする人で比べて、27%の人が再発しなくなるデータです。
オンコタイプDXは点滴抗がん剤治療をするかしないかを決めるものであり、TS1をするかしないかはPOTENT試験の結果で決めます。全く別ものと考えて下さい。


