相談:2758 18年前からある腫瘤
2024/02/12
相談者:
40代
2024/02/12
はじめまして。
2006年頃に左胸にしこりを感じ、乳腺外科を受診。マンモグラフィーとエコー検査を受け、当時はマンモグラフィーが真っ白で何も映らなかったため、エコーで「境界明瞭なしこり」と言われ、念のため細胞診をしました。
結果は「線維腺腫だろう」との診断でした。当時のサイズは1.5センチ前後だったと思います。
2007年ころまでは、半年ごとに受診しておりましたが、変化もほとんどない。(1.7センチくらいになったりはしました)
そうしているうちに会社の人間ドック受診適用年齢となり、毎年の人間ドックでの経過観察となりました。
そして、2023年年末に人間ドックで「長らく腫瘤を検査されていないのでしたら、精密検査をしてください」とコメントの入った結果が届きました。
先日、改めて乳腺専門医のもとで精密検査をしたところ、エコーによると、やはり1.5センチ×1センチ前後の大きさでしたが、中身が線維腺腫によくある「比較的内部が均一な薄いグレー」ではなく、グレーの中に白いゴマ粒みたいな点が2,3点エコーに映っていました。マンモグラフィーではあまりよく写っていませんでした。
医師は「ドックの担当医は、内部構造の乱れを気にして精密検査を要請したのだろう。確かに内部が均一ではなく乱れていますので、ガンの可能性もあります。」と言われ、MRIを取ることになりました。(同病院では、生検はMRIの後だそうです。)
18年近くサイズも変わらなかったものが、中からガンになることもありうるのでしょうか?
もしそうだとすると、18年も放置したことになるので、恐怖でしかないです。
非常に珍しいことですが、線維腺腫の中に乳がんができることがありますが、内部の変化だけで、疑うことはしません。取ってみたら乳がんがあったという程度です。
線維腺腫の継時的変化で、点状高エコーが出てきたのだと思います。