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乳がんのセルフチェック

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相談:2563 非浸潤癌全摘出後の放射線治療

2023/06/18
相談者: 30代
2023/06/18
2023年2月に両側の非浸潤性乳管癌健康診断の一環で受けた乳がん検診でDCISと診断され、4月にアメリカで乳頭乳輪温存型乳房切除術を受けました。インプラントで即時再建を同時で実施。年齢は39歳です。 術後の病理診断は以下の通り。 右: pTis pN0、グレード2、comeso necrosis無し、ルミナルA、篩状型乳頭状型、腫瘍サイズ2.8cm, 断端陰性ではあるが、1箇所前方側(下部中心側)断端から1.7mm 左: pTis pN0、グレード2、comeso necrosis無し、ルミナルA、篩状型乳頭状型、腫瘍サイズ3.2cm, 断端陰性ではあるが、3箇所前方側(左上部外側)断端から1mm以下の部分あり。 手術をしてくれた外科の先生からは全摘しているので再発の可能性は一般的には低く、断端近接であっても箇所がどれも前方なので局所再発するとすれば胸壁ではなく、皮膚側の可能性の方が高い。放射線は不要ではないかと言われたものの、放射線腫瘍科の先生からは左側のみ放射線照射の追加治療を勧められました。 インプラントで再建していることから、通常の放射線治療に伴う副作用のほか、インプラントへの影響も懸念してます。再発のリスクを低減する為の照射という事は理解しているものの、左右両方で近接箇所がある中、左だけ照射を勧められたので、右側の再発リスク(断端近接箇所が乳頭乳輪に近い)も現状のままになる事への不安もあります。 そもそも全摘出の場合の再発率は部分切除よりも低く、生存率も悪くない中、左側のみ放射線治療を受ける事に躊躇を覚えてます。 当方の様なケースですと、やはり全摘出をしても左側のみ放射線治療をする事が標準的な治療法なのでしょうか。 放射線治療はせず、定期検査での 経過観察で再発の早期発見を目指す方針はアプローチとして可能なのかご相談したく。 宜しくお願いします。

このようなケースの場合に標準的な治療はありません。
断端陽性と考えれば、もう一度手術や放射線での対処になり、断端陰性と考えれば何もしないと言うことに
なります。
放射線をするデメリットは、インプラントが固くなる。放射線による皮膚炎で汗が出なくなり皮膚が乾燥する(保湿剤で対処可能)。通院しなければならない。お金が余分にかかる事です。
主治医とよく相談してください。

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