相談:2147 非浸潤性がん
2022/08/11
相談者:
50代
2022/08/11
2022年3月末 右上部乳頭付近に大きなしこりを気づき、乳腺クリニックでマンモ、超音波検査受け、左のほうも怪しいと言われ、両方針生検受けた。一週間後免疫染色検査を追加し、結果は左:しこりない非浸潤性小葉がん、右:良性腫瘍25mm、左の治療をするため紹介状もらい大きな病院ヘ。
5月初 大病院で診断のための腫瘍摘出手術を勧められ、乳腺MRI検査のみ受けた。
結果は「悪性のものを認めません、ADH(か、ALH?」の文字があった。これは左乳の結果なのか、右のなのかはっきり覚えていません。1回目の結果と違いますが原因説明してもらえなかった。
6月 右のしこり大きくなり、確定診断を欲しくて別の病院でフルセットの検査再度受けた。超音波で右の境界はっきりしている楕円形は膿ぽうと言われる、ただ真っ黒の中薄いモヤモヤ部分が写っていた。それぞれの組織を取り、のうぽうから液体抜かれた
二週間後生検の結果:診断が難しかったが、結論として、左も右も非浸潤性乳管がん。右は膿ぽう内できたがんという。両方全摘勧められた(左:しこりがないが広がっている、もともと胸が小さいので、乳頭のみ残しても意味がない。右:しこり大きいのと乳頭に近いため)
それぞれ検査結果が違うので最後の病院の結果を信じて手術に進んでよろしいでしょうか?4軒目の医療機関へ行く必要があるのでしょうか?手術するなら全摘なのでこのまま気持ち的に進められない、でも最初の検診から半年近く経過しているためしこりは発見時より結構大きくなていて、成長早いのがやはり浸潤しているのか?とても焦ってます。あんどう先生、アドバイスよろしくお願いします。関西在住ですが、名古屋へ行ってあんどう先生に見ていただくことも考えています。
最終的には、右は嚢胞内がんで浸潤なし、左は非浸潤性乳管がんという事ですね。
右の腫瘤が大きくなっているのは、のう胞内癌なので、のう胞(水の部分)が大きくなっているだけで、がんの部分は変化していないのではないかと思います。成長が早いわけでも、浸潤してきているわけでもないと思います。
非浸潤性乳管がんは、しこりは触れないが、乳房内に広く広がっていることが時々ありますので、左の乳房はその状態だと思います。両側の乳房切除で非浸潤がんであれば、乳房再建の適応と思います。
次の医療機関へ行くか行かないかは、あなた次第だと思いますが、行く前にもう一度、最後の病院でよく話を聞いてみてはいかがでしょうか。