相談:2376 術後補助療法について
2023/01/28
相談者:
50代
2023/01/28
お世話になります。ご相談させてください。
12月に浸潤性入管癌で全摘手術、センチネルリンパ節生検をしました。
術後の病理結果は以下です。
入管内癌5.5
×.5×2.0センチ
そのうちいくつかの浸潤癌3×2ミリ
リンパ管侵襲【0】脈菅侵襲 【0】
リンパ節転移0/4 断端【-】
核異型度【3】ER【-】PGR【-】
HER2【+】ki-67【35%】
提案された術後化学療法としてパクリタキセル+ハーセプチン+パージェタ
この治療を勧める理由として、浸潤癌が3ミリとはいえ複数あること、(数を確認したら3個という事ですが確定ではないようです)核異型度が【3】であること、ki-67【35%】と高いとの理由だそうです。
抗HER2療法とし腫瘍径が5mmより小さな場合は無治療でも予後がよい
ため、補助療法は不要とする意見が主流というレポートを見ましたが、私の場合は核異型度やki-67値が高いので抗がん剤治療は必要となるのでしょうか?
あんどう先生のご意見お聞かせ頂きたく投稿しました。よろしくお願い致します。
追記/本当に申し訳ありません、、
肝心な部分が送信完了メールだとまた?に変わっていました。
再再送させて頂きました。
HER2タイプなので核異型度3は普通です。Ki67も比較的高値になりますので、これだけでは、抗がん剤治療をする決め手にはなりません。
一応最大浸潤径が5ミリまでは、抗がん剤治療は必要ありません。複数個あっても最大浸潤径が3ミリであれば、
抗がん剤は必要ないことになりますが、3ミリの浸潤がんが複数個あるので、実はどこかに5ミリを超える浸潤がるのではないかと、主治医は考えている可能性があります。
主治医とよく相談してください。