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乳がんのセルフチェック

乳がんに関するお悩みにお答えします

相談:2363 術後の治療について

2023/01/28
相談者: 50代
2023/01/28
昨年8月に地域のクリニックで3DエコーABUSの所見から、左乳がんが判明し、市外の総合病院へ紹介されました。10月に乳房部分切除術(腋窩部隔清を伴わないもの)を実施 。 術後の病理検査結果は、 腺管形成型 0.8ミリ リンパ節転移 0/1 ER90% Pg70% Ki6710% ルミナルA ステージⅠHERR21 陰性 組織学的悪性度(核異型度)1 切除断端- 脈管侵襲 血管- リンパ管- 術後、一ヶ月後より放射線治療寡分割照射16回、11月末よりホルモン療法としてリュープリン注射を開始。 乳がんがわかるまで、子宮内膜症(子宮筋腫もあり)の治療として、ジエネゲストを服用していましたが、現在の主治医より中止の指示が出ています。 ①乳がん診療のガイドラインでは、閉経前では抗エストロゲン薬を主とし、更にLH―RHアゴニスト剤を併用することで更に再発を減らす効果があるとの記載があり、LH―RHアゴニスト製剤は、あくまでも補助的といった記載があります。リューブリン注射のみの治療に不安があります。タモキシフェンに子宮内膜症の増悪の副作用の記載がありました。トレミフェンといったタモキシフェン以外の抗エストロゲン薬を検討しなくて良いのでしょうか。リュープリン注射だけの治療で再発等の可能性は高くならないか、不安があります。 ②総合病院では、喘息もありMRIもできない状態です。今後の検査は一年後で良いとの主治医の話です。不均一高濃度乳房から、今回発見できた地域のクリニックで3Dエコーでの検査を受けたいのですが、総合病院から地域のクリニックに戻るタイミングは、どの位の時期がよいでしょうか。 お忙しいところ、ご教示いたはだきますようお願いいたします。

①0.8ミリの浸潤がんなので無治療でもいいと思います。
また、治療としては、閉経前のホルモン療法は、タモキシフェン単独かタモキシフェン+LH-RHaで、かなり昔にLH-RHa単独の治療を行っていましたが、今は行いません。効果がない訳ではありません。
セカンドオピニオンを求めて、他の医師の意見を聞いた方がいいと思います。

②今後の検査にMRIは必要ありません。今後の検査は年に1回のマンモグラフィだけです。
不均一高濃度乳房なので超音波を年に1回追加で行うぐらいです。地域の病院に戻るのはいつでもいいと思います。

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