相談:1710 術前抗がん剤を終え手術後の治療について
2021/08/25
相談者:
30代
2021/08/25
37歳、トリプルネガティブでステージIIa、術前にAC療法3週を4クール、パクリタキセルは毎週を12回予定でしたがシコリが大きくなり、
10回で終え全摘手術が早まりました。
術後の結果は腫瘍は10㍉✖︎5㍉(術前約35㍉)、センチネルリンパ節生検転移なし、グレード3、
ki67は病院の方針?で具体的な数値はなく20%以上であるという結果でした。ki値は20%未満、20%、それ以上の3つしか結果として話さないとのことです。
術前に腫瘍が残っていたのでゼローダを服用することになり、放射線治療の必要ではないとのことでした。
リンパに転移がなかったことと、癌は取り切れたことが放射線治療をしなくて良い理由でした。
トリプルネガティブで完全奏功もせずki値も高いので、全摘しても局所再発するのを心配しています。
治療法は沢山あり何が正しいという結論はないのを承知で、先生なら放射線治療をどう判断されるかお伺いしたいです。
放射線治療は、乳がんが取り切れていない場合、腋窩リンパ節転移が4個以上ある人に行います。
ですから、乳がんが取り切れていて、リンパ節に転移が無いのであれば、放射線は必要ないと思います。