相談:2948 術前後でのサブタイプの変更について
2024/10/06
相談者:
60代
2024/10/06
お忙しい所失礼致します。浸潤性乳管がんであり、4cm大(cT2N0M0術前ステージIIa)女性ホルモン受容体陰性、HER2蛋白3+、Ki-67:50%→DHP4コース、AC4コースし、乳房全摘を行ないました。
術後病理結果でセンチネルリンパ節の転移なし。2cm大(pT2N0M0 ステージIIa)
女性ホルモン受容体陰性、HER 2蛋白陰性、Ki-67:1%、核異型度:グレード2、脈管侵襲:なし→術前はher2でしたが、現在はトリプルネガティブタイプとなったと説明を受けました。今後は遠隔転移再発予防にカドサイラ治療予定です。理解力が乏しくお伺いしたいのですが、ネットでトリプルネガティブを調べると予後が悪いとあり心配です。元々はher2タイプであり、ki67は1%まで減少したため、あまり怯えなくてもいいのか、それともトリプルネガティブ、グレード2であり再発する可能性は極めて高いと注意しておいた方がよいのかご相談させていただきたいです。
トリプルネガティブに変わったのではではなく、抗がん剤治療でHER2陽性細胞が死滅したためトリプルネガティブの様に見えるだけです。
治療前の状態があなたの乳がんのタイプなので、あなたの乳がんはHER2タイプです。
ですから、がんが残っていれば、術後にカドサイラを行います。