相談:2251 葉状腫瘍
2022/10/27
相談者:
40代
2022/10/27
46歳女性です。
10年前、総合病院の人間ドックで左胸に直径10mm強のしこりが見つかり、エコー、針生検を経て、硬化乳腺症と診断されました。
その後、その総合病院の外科で、1年毎にマンモグラフィー、エコー検査を受けていました。
今年の定期検査エコーにて、気になる点があったのか、造影剤MRIと血液検査を追加されました。
MRIの技師により「2cm弱のしこりとその回りに小さなしこり。乳ガンの所見あり」のコメント。
その後、針生検をしましたが、結果は悪性ではなく、乳腺の過形成といわれました。
その後先生に頼み、乳腺外科専門医を受診しました。エコー検査では良性腫瘍でしょう、という診断でしたが、
MRIと針生検のサンプルも取り寄せて精査してくださるとのこと。
2週間後に結果を聞きに行くと、「17mmの境界明瞭なしこりの回りに数個の小さなしこり。葉状腫瘍の可能性あり。」とのことで、
その日に針生検をして、結果待ちです。
このホームページを読み、葉状腫瘍は手術でとってみなければわからない、と理解しました。
ということは、今回の針生検で乳腺腺腫という結果であったとしても、葉状腫瘍の可能性があると言われた場合には、切り取ってもらった方がよのでしょうか?
それよりも、経過観察で、腫瘍の大きくなるスピードを見てからのほうが良いのでしょうか?
両親を看取り、子供が自立するまで、あと20年は元気でいたいと思っています。授乳もおわり乳房を切れば心配ないのなら、それでも良いかと思っているのですが。
宜しくお願いします。
葉状腫瘍は良性です、ネットで検索しすぎると悪性葉状腫瘍しか出てこないので、悪性と思っている方がいますが、
悪性葉状腫瘍は非常に珍しい病気なので、心配する必要はありません。
葉状腫瘍の可能性があるのであれば、切除を考えてもいいと思います。
どんどん大きくなる可能性があるからです。
あなたのおっしゃる通り、大きくなるスピードを見てからの切除でもいいと思います。