相談:2068 肉芽腫性乳腺炎の治療方針について
2022/06/17
相談者:
30代
2022/06/17
はじめまして。
先日、関東の病院で肉芽腫性乳腺炎であろうという診断の元治療を進めています。
4月末から抗生剤を2種類試しましたが、あまり効果は得られていません。
ネットではあまり抗生剤は意味がないと見ました。
医師には切開による排膿が良い、ステロイドを処方するにもまず膿を出しきらないといけないと言われました。
しかし一度行った切開排膿の施術があまりに痛くて怖くて、出来れば切開は二度としたくありません。
まだその時の傷もふさがっていないのに、新たに傷を作ることも恐ろしいです。
切開しないのであれば、抗生剤を続け、傷跡から出てくる膿を取って様子を見るしかないと言われました。
やはり膿がある状態でステロイドは意味がないのでしょうか?
個人的には、早く治るのであればステロイドを処方してもらいたいです。
肉芽腫性乳腺炎かどうかは、針生検などの組織診断をして、診断します。
肉芽腫性乳腺炎の治療法に確立されたものはなく、無治療、抗生剤、ステロイドなどを使います。
膿がある状態でのステロイドの使用には問題がありません。
肉芽腫性乳腺炎が原因で、膿が溜まっているので、ステロイドで、肉芽腫性乳腺炎が良くなれば膿は減っていきます。
以前、偉い先生が、
「肉芽腫性乳腺炎は無治療で治る、膿が溜まると痛みがあるので、痛い時だけ、注射で刺して、膿だけ取る。これでいい」
と言われたので、
当院では、以前はステロイドを使っていましたが、偉い先生の通りに今は無治療で経過だけ見ていますが、治っていきます。