相談:2695 考えられる可能性を教えて下さい
2023/11/26
相談者:
40代
2023/11/26
現在40歳です。
のう胞や乳腺症がある関係でかかりつけの乳腺外科で半年ごとにエコーによる検診を受けていました。
この数年はマンモグラフィーも1年~1年半に1回受けています。
先日、マンモグラフィーでは問題所見は無いという事でしたが、エコーの方では左胸の乳頭の下辺りに2センチの地図状の所見が見られ、細胞検査をしました。半年前には無かった所見だそうです。
結果、悪性のものである可能性があるので組織検査をした方が良いと言われ、大学病院に紹介状を書いてもらいました。
細胞診の結果が出た時点でのかかりつけ医のお話では「完全に悪性所見というわけではないんですが…カテゴリー分けも悩むところがあり、悪性である可能性は現段階では何とも言い難ですが五分五分」との事でした。
その時は私はカテゴリー分けというものを知らなかったので、それ以上詳しくお聞きしなかったのですが、ネットで調べ、紹介先の大学病院の先生方のお話からカテゴリー3として紹介状が書かれている事を知りました。つまりかかりつけ医は3か4で迷われていたという事だと思います。
今は大学病院でした組織検査や血液検査などの結果待ちの状態です。
しかし、その大学病院で問診等を担当したかなり若手の先生に「悪性でないとしたらどういった可能性が考えられるのでしょうか?」とお聞きしたらば、「う~ん…乳腺症?でも顔つきが違うので、悪い物じゃないかなと思っちゃいますよね」と随分軽々しい口調で言われました。
悪性であれば命にかかわることなのにと正直腹が立ちましたし、悪性以外で考えられる可能性が無いならば悪性で確定ではないのか?という混乱も生まれました。
先ほどまで、悪性と確定していないから組織診をするという話で、結果悪性であったら転移が無いかなどMRIを取ったり治療方針を決めていきますという事であったのに、どういうことかと思いました。
本当にお若い先生だったのでまだ患者への対応が未熟だったのかもしれませんし、今後の私の担当は別の主任教授の先生だとの事なので、病院を変えるつもりはありませんが、やはり検査結果を待つ間若手の先生の言葉が気になってしかたありません。
半年で2センチは進行が速いと思いますが、炎症性乳がんは症状が当てはまりませんし、マンモグラフィーで葉状腫瘍の所見が見られないなどという事があるのでしょうか?
考えられる可能性を教えて下さい。
まずカテゴリーとは検診の時に使う用語であり、実際の診療にはカテゴリーは使いません。
細胞診の結果がどういう結果だったのかが分からないので、何とも言えませんが、超音波で地図状の低エコーなので、早期の乳がん、特に非浸潤がんか、乳腺症(部分的に硬くなってしこりのように見える)の可能性があると思います。組織診で診断がつくと思いますので、その結果を待つしかありません。
2cmのしこりができたわけではなく、2cmの地図状の低エコーなので、進行が早いわけではありません。