相談:1559 乳腺過誤腫の経過観察について
2020/09/03
相談者:
40代
2020/09/03
7年前に胸にしこりがあることに気づき、乳腺外科を受診してマンモグラフィと超音波検査をしました。
また、針を刺して組織を取ってもらったところ、母乳が固まったようなものだった、とのことで特に問題はなく経過観察になりました。
その後、出産等でしばらく行けなかったので、昨年同じ医院で乳がん検診を受けたところ、以前と大きさは変わっておらず、リンパの腫れもなく問題なしでした。
7年前の最初の検査のことを忘れてしまったので、改めて診断結果を確認すると過誤腫とのことでした。
ただ、カルテは5年すると消えてしまうので、7年前に細胞を採取した記録は残っていなかったです。
生理中などにしこりが痛むことがあり、このまま経過観察で良いのか気になっています。
今年も乳がん検診の予約をしたのですが、その際、マンモグラフィで異常がなければ、わざわざ細胞を取って検査してもらう必要はないのでしょうか。
また、過誤腫って小さくなったり消えることは無いのか、教えてください。
過誤腫は良性の腫瘍で、自然に小さくなったり、消えることはありませんが、乳がんになることもありません。
痛みがあっても心配はありません。
過誤腫はマンモグラフィや超音波で診断ができるので、細胞診をする必要はありません。