相談:1536 針生検の病理結果について
2020/08/24
相談者:
20代
2020/08/24
現在27歳です。
左胸外側上部にしこりがあるため、乳腺外科で半年毎の経過観察をしております。
境界明瞭楕円形で、大きさは10.7×6.8×11.3mmです。可動性があります。
腋窩に近いため、皮膚が盛り上がった状態です。
1年前に針生検(CNB)を受けました。
病理結果は、「3本のcoreで小片です。sclerosis、脂肪浸潤が見られます。乳腺症や過誤腫の可能性がありますが、詳細判定は困難です。」とのことでした。
相談は以下の通りです。
①このまま経過観察でよいのか
②良性の場合の脂肪浸潤とは何か
③乳腺症の場合でも、腫瘤形成性病変ができることがあるのか
どうぞよろしくお願いいたします。
1年前に検査をしているので、1年前と比べて大きさに変化はあるのでしょうか。
変化がなければ、このまま経過観察で大丈夫です。
良性の脂肪浸潤は基本的にはありませんが、硬化性変化(sclerosis)があるので、浸潤はしていないが、顕微鏡で浸潤しているように見えているだけかもしれません。
乳腺症でも腫瘤形成はあります。