相談:1263 検診で行うマンモグラフィと診療で行うマンモグラフィ
2019/08/05 2019/08/05
はじめまして。現在28歳、出産経験なしです。
先日、職場の検診で健康管理センターにて婦人科検診を受けました。触診はおそらく婦人科専門ではない先生にしていただき、
左胸の上部にアーモンド大のしこりがあると言われました。その際、先生からは触った感じは癌ではないとは言われましたが、
心配で後日専門の乳腺外来を受診しました。
乳腺外来の専門医からは、触った感じは異常なしだと思うと言っていただき、
現在エコー検査の結果待ちです(結果は郵送なので、問題なければもうその先生とはお会いできません)
マンモグラフィも受けた方が良いか専門医の先生に尋ねましたが、
被曝もあるし(元々そちらの病院は20歳代のマンモグラフィは推奨されていません)
30歳代になってからで良いと言っていただきました。
結局マンモグラフィを受けることはなかったのですが、エコー検査の結果が異常なければ、
自己検診は継続しておいて2年後初めてマンモグラフィ併用で受診すれば良いでしょうか。
触診で指摘されたしこりがあるのか無いのかを調べるのであれば、超音波検査だけで十分です。
検診で要精査になったのできちんとすべて調べるのであれば、マンモグラフィもした方がいいと思います。
検診としてのマンモグラフィは40歳以上が推奨ですが、診療としてのマンモグラフィに推奨年齢はありません。
ですから、当院での受診時には、皆さんにマンモグラフィを行っています。
今後、検診としてマンモグラフィを受けるのであれば、2年後からでもいいと思います。