相談:1049 乳がんのステージと手術法
2019/04/12 2019/04/12
45歳 独身 子供なしです。
総合病院にて、半年前に左胸に4mmの石灰化があるとのことですが、しこりは確認できず、CTや血液検査で問題ないので、半年後の受診といわれました。半年後、大きさは変わっていませんでしたが、念のため生検をお願いしたところDcis と浸潤ガンと診断され、
ごくごく初期のステージ1といわれました。エストロゲンが、多くて、何かが5%でゆっくりすすむとおっしゃっていました。
最初の誤診が信用できなくなり、大きい病院に紹介状を書いてもらい、先日行ってきましたが、まだ検査中です。MRlで広がりをみたところ、
ところどころに広がりがあり、生理周期に合わせて、生理が始まってから5日~12日目にMRlするのがいいらしく、とり直しです。
もし、広がりが悪性の場合、ステージは上がるようなこと書いてありましたが、元々4mmのガンで広がりがあるとやはり、ステージはあがって、
全摘しても予後がわるくなりますか?あと、右胸にも白っぽいものが、マンモでうつっていましたが、エコーにはうつっていなかったのですが、
これも、悪性の可能性はありますか?しこりは確認できません。
全摘がまだ受け入れられず、ネットで沢山怖いことが書いてあり、毎日怖さでおかしくなりそうです
まずはネットを見ない事です。特に個人のブログには良い事は書いてありません。
広がりでステージが上がることはありません。ステージは、一番大きなしこり(浸潤がん)の大きさで、決まります。
非浸潤がん(DCIS)がいくら広がっていても、ステージに変化はありません。
また、手術の全摘、温存手術は、ステージで決めるのではなく、乳がんの広がりで決めるだけです。
温存手術は、乳がんをきれいに取り去って、残った乳房でいい形の乳房が形成できれば、温存手術をしますし、
いい形の乳房が形成できなければ、全摘です。
5cmの浸潤がんがあっても、乳房の大きな人は、温存手術ですし、非浸潤がんでも、広がりが広ければ、全摘です。
また、最近は、再建手術が保険適応になったので、全摘した後に、再建を考えます。