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乳がんのセルフチェック

乳がんに関するお悩みにお答えします

相談:0260 嚢胞内腫瘍と検査

2016/04/25
相談者: 40代
2016/04/25
40歳未婚の女性です。昨年11月に人間ドックでマンモグラフィを受け、「両乳房ともカテゴリ2の石灰化 僅かに異常を見られるが心配なし」との 結果でした。先週自分で左胸を触った際にポコっとしたしこりを見つけたため、乳腺クリニックに行き、再度マンモグラフィとエコーをしました。 マンモグラフィは異常なしだったのですが、エコーで両胸にのう胞が見つかりました。右胸は良性とのことでしたが、 左胸ののう胞は壁の境界線がもやっとしており、ごく稀にのう胞乳がんのこともあるから切って検査した方が良い、カテゴリでいうなら3か4です。 と言われました。 針で刺して検査はできませんか?とお伺いしたのですが、がんだった場合、飛び散る可能性があり危険とのことでした。 切った場合は3センチほどの傷は残るとのことでした。3ヶ月以内にまた来るように言われました。がんの可能性を考えると甘いと思われるかも しれませんが、胸に傷を作るのに非常に抵抗があり、決意しきれません。切らずに、良性か悪性ののう胞の診断をする方法はないでしょうか。

画像を見ないと何とも言えませんが、嚢胞の壁がもやっとしている?だけでは乳がんの可能性は低いと思います。嚢胞内がんで乳がんの場合は、嚢胞内にしっかりとしこりが見えるはずです。少なくとも細胞診をして悪性の疑いがあれば、切除も考えますが、細胞診もせずに切除は診断方法としては間違っていると考えます。がんだった場合、針で刺しての検査でがんが一度飛び散ること分かっていますが、飛び散ったがん細胞はすべて死んでしまうため、悪化することがないこともわかっています。明らかに悪化させるのであれば、そのような検査が、一般的に行われるはずがありません。他の所でも診てもらった方がいいかと思います。悪性の疑いがないのに手術をする必要はありません。

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