相談:2266 母親の乳がんについて
2022/11/03
相談者:
30代
2022/11/03
63歳の母親が乳がんと診断され、昨日手術を受けました。おそらく乳がんと診断されてから、このお悩み相談室の様々な内容を参考にさせていただきました。ありがとうございます。針生検でサブタイプがルミナールAということと画像診断等ではリンパ節転移もなく2センチ以内でステージ1だろうということでした。ただ、リスクも考え、乳房切除(全摘)を希望しました。術中のセンチネルリンパ節生検でリンパ節転移が2個見られ、リンパ節郭清をしたとのことです。最初の見立てと違い、先生も重く話されましたので動揺してしまいました。しかし、その後もう一人の先生からよく聞くと、センチネルリンパ節生検で転移が見つかることはよくあるです。リンパ節には2ミリ程度転移ですよということで、そんなに重く受け止める必要はないですよ。ホルモン療法という術後治療方針が変わることはないと思います。病理の結果を待ちましょう。ということでした。もちろんステージが変わることは理解していますが、 結果が出るまで待とうと思っております。2つ質問です。 リンパ節転移に大きさは関係があるのでしょうか。2ミリだから小さいとかあるのでしょうか。また、針生検でのサブタイプ結果が病理検査の結果で変わる可能性はどれくらいあるのでしょうか。顔つきが良いものから悪いものへ変わることはあるのでしょうか。お忙しいところ、申し訳ございませんが、ご回答をお願い致します。よろしくお願い致します。
リンパ節転移が2mmまでは微小転移という定義です。2mmを超えると通常の転移と同じと考えます。
微小転移では、通常の転移よりは進んでいないと考えます。しかし、微小転移でも抗がん剤治療を考慮する必要があります。オンコタイプDX検査をしてみるのがいいと思います。
針生検の結果と手術標本でサブタイプが変わることはあまりありません。顔つき(悪性度)が変わることもあまりありません。