相談:1965 手術の方法について
2022/02/27
相談者:
50代
2022/02/27
安藤先生よろしくお願いいたします。
今月、がん専門病院にて乳がんの手術を終えました。病理の結果はまだですが、術後の説明で気になっていることがあります。しこりは約1センチ、場所が悪く乳頭より10センチ上にあり、膨らんでいる部分ではない所にありました。
術前に先生より、難しい位置にあるとだけ言われていましたが、全摘でお願いしていたため、詳しいことは聞きませんでした。終わった後に『しこりは皮膚に近く、皮膚も一緒にとろうか悩んだ末、肉眼で見て大丈夫そうだったのと、見た目が悪くなるので遠慮した。』との説明がありました。私としては断端陽性は困るので悩んだのであれば、取ってほしかったという気持ちがどうしても残ってしまいます。先生は『皮膚にメスを入れることで、かえって細胞が暴れる可能性も考えた。』とも仰っていました。しこりのあった場所は、その形に赤くなっています。電気メスを皮膚ギリギリまであてたための傷なので戻るということです。
ご相談は、この手術方法を安藤先生はどう思われるかお聞きしたいことと、もし病理で断端陽性だった場合、医学的には再手術も希望できるかを教えていただきたく思っております。
乳がんがどこの場所にあっても、断端陽性であれば、再手術は可能です。
その際に皮膚側に陽性であれば、皮膚を切除することになります。