相談:2989 小葉がん 検査
2024/12/21
相談者:
50代
2024/12/21
53歳、浸潤性小葉がん、1センチ、ステージ1、グレード2、ホルモン陽性、ハーツー陰性、増殖率20%
オンコタイプdxスコア21、再発率9%
断端陰性だが近接に非浸潤性小葉ガン複数あり
10月下旬に手術をして、今は放射線治療に通いながら、ホルモン治療、レトロゾールを服用しています。
生検では乳管がんといわれていたので、温存手術にしましたが、術後病理検査で小葉ガンとわかりました。
前もってわかっていたら全摘していたかなと考えることもありますが、もう仕方ないので今後のことを考えるのですが、
小葉ガンは見つけにくいとのことで、今後もし再発した時に早期にみつけてもらえるか心配しています。
今回はマンモにはうつらず、エコーで見つかりました。
3Dマンモの存在を最近知ったのですが、見つかる可能性は普通のマンモより高いと思われますか?
主治医は小葉ガンでもガイドラインでは乳管がんと同じ方法でいい、PETなどは必要ないといいますが、私は1年に1度はPETやMRIをしてもらいたいと思うのですが、やはり必要ないと思われますか?
ちなみに術前にもPETや骨シンチはしていません。
上半身のCTと胸の造影MRIはしました。
ネットで経験談など見ると、結構PETや骨シンチをしている方が多いように思うので、今現在もしなくてよかったのか、不安に思っています。
主治医との信頼関係が築けず、転院も考えていますが、3Dのマンモをした方がいいのであれば、設備が整っている病院を探す必要があるので、教えて下さい。
よろしくお願いします。
マンモグラフィだけで考えると、3Dマンモグラフィは普通のマンモグラフィよりは病変を見つける確率は高いですが、普通のマンモグラフィに超音波をすれば、3Dマンモグラフィ単独と変わりません。
小葉癌も通常の乳がんと同じように治療、検査をします。PET、MRI、CTは必要ありません。
通常の乳がんの様に、転移を早くに見つけても、しばらくたってから見つけても、その先の予後に変わりがない事が分かっているからです。ですから術後に何の以上もないのに検査はしません。これは世界標準です。
日本は、設備が整っていて、使わないと、設備代が払えないので、色々検査をします。
ご希望であれば、検査してくれるところに転院するのがいいと思います。
主治医の言っていることは間違っていません。