相談:2877 妊娠中の乳がん
2024/07/07
相談者:
30代
2024/07/07
はじめまして。よろしくお願いいたします。
2.3年ほど前から左胸の外側にしこりのようなものがありましたが、痛みもなく、脂肪のほうな感触だったため放置していました。
今年3月に妊娠していることがわかり、妊娠特有の胸の痛みがありましたが、6月上旬、左胸だけ焼けたように痛く、乳頭が衣服に触れるだけで耐えられないほどの痛みがありました。
乳腺外来を受診し、エコーをしたところ、嚢胞がありミルクが溜まっている+炎症がありますとのことで、細胞検査をしました。
結果はクラスⅣの乳管癌の疑いありでした。
コアニードル生検の結果待ちです。
ほぼ癌であろうということは承知しています。癌であった場合、レベルにもよると思いますが、妊娠の継続はほぼ難しいのでしょうか?また継続することで、胎児に悪影響は出るのでしょうか?
乳管癌の疑いありでクラスⅣが出た場合でも、良性だということはあるのでしょうか?
ちなみに痛みは6月上旬に比べ治っていますが、ズキンと痛んだり、仰向けから横向きになると引っ張られて左乳房がズキンと痛む、乳頭に痛みがある、という感じです。
長くなりすみません。
よろしくお願いいたします。
痛みは乳がんと関係がないので、痛みの強弱は、乳がんか乳がんじゃないのかに判断にはなりません。
妊娠中は細胞診が悪く出る可能性が高いので、細胞診がクラス4であっても、針生検で良性の可能性はあります。
妊娠中の乳がんは、妊娠中期以降であれば、通常の治療が可能です。
妊娠中期以降は、抗がん剤治療、手術治療など可能ですので、妊娠をあきらめる必要はありません。