お悩み相談室
Consultation room

乳がんのセルフチェック

乳がんに関するお悩みにお答えします

相談:1846 判断がつかなく悩んでいます

2021/12/05
相談者: 50代
2021/12/05
2年前、右胸に違和感を感じ乳腺外科で診てもらいました。針生検8本、繊維線種の初見でした。数ヶ月後、職場の検診でしこりがわかるぐらい大きいと言われ、大きい病院で診てもらった方がいいと。すぐ大学病院に行きました。歳だし大きくならなければ大丈夫と経過観察1年、更に大きくなり右乳房部分切除をしました。病理組織診断は、Breast,rt(partial resection),borderline phyllodes tumor 45×30×50mmの境界明瞭な腫瘤性病変を認め、粘液腫様の間質が上皮成分を伴って増殖し、葉状構造を伴っています。間質細胞は密度の粗な領域と密な領域が混在していますが、密な領域では紡錘形核腫大細胞が密集し、核形不整がみられます。核分裂像を13個/10HPF程度認めますが、好中球を主体とした炎症細胞浸潤を伴っています。以上より、境界悪性病変を一部に伴う葉状腺腫と考えます。切除縁に腫瘍成分はみられず、断端陰性です。でした。1%も無いと言われていた葉状腺腫、更に良性ではありませんでした。半年後に検査と言われましたが、まれに肺に転移してる事もあるからと言われ。手術前も葉状腺腫はまれだからと聞かされていたので、心配でなりません。どう受け止めればいいですか。よろしくお願いします。

境界悪性型の葉状腫瘍はよくあります。葉状腫瘍の悪性かどうかは、核の不整や分裂の数などではなく、
葉状腫瘍の持っている被膜が破れているかどうかで決まります。断端は陰性で、皮膜について書いていないので、
良性葉状腫瘍と考えて大丈夫です。肺の転移より乳房内に再発することがあるので、定期的な検査が必要です。

乳がんに関する
お悩みやご相談はお気軽に

※WEB予約は、3週間先までのご予約になります。
電話予約は、当日から3か月先までの予約が可能です。

※WEB予約は、3週間先までのご予約になります。
電話予約は、当日から3か月先までの予約が可能です。

医院案内 WEB予約