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相談:2749 乳癌 子宮筋腫に伴う子宮切除

2024/01/20
相談者: 40代
2024/01/20
現在45歳、2023年7月に浸潤性乳癌にて右側全摘しました。浸潤計10m、ホルモン受容性、リンパ転移なし、ki67 15%、グレード1でホルモン療法(タモキシフェン10年、リュープリン5年)をしております。遺伝性乳癌は陰性でした。 一方、7.3センチの子宮筋腫があり、今月末に子宮全摘および卵巣切除の腹腔鏡手術を受ける予定ですが、手術するか迷いが出ております。 子宮筋腫は、リュープリンをしていることから小さくなっており、生理も止まっていることから、月経の辛い症状はなくなり、手術の必要性が薄れております。どちらかというと、タモキシフェン服用による子宮体癌や、卵巣癌(乳癌の主治医からは、リュープリン5年後、自然閉経に進むであろうことや、卵巣を残し子宮のみ切除した際にアロマターゼ阻害薬への切り替え判断も煩雑になるため、手術をするなら卵巣切除も勧められております)のリスク回避から手術検討しているのですが、腹腔鏡手術自体のリスク(他臓器損傷や腸閉塞など)を目の当たりにして、手術を受けるか迷っております。 ご相談としましては、 手術をやめて、リュープリン終了後閉経までタモキシフェン服用後に数年アナストロゾールへ切り替える場合と、卵巣切除してしまい、始めからアナストロゾールを服用する場合では、無再発率の成績に大きな違いがありますでしょうか。 ご助言のほどお願い致します。

リュープリンで閉経状態にして、タモキシフェンとアナストロゾールの比較はアナストロゾールの方が、
無再発に関して、少しだけ効果があります。大きな違いではありません。
なので、リュープリン+タモキシフェンが5年経過したときに、多分閉経すると思われるので、
そこからアナストロゾールでもいいと思います。
手術の必要性が無いのであれば、無理に手術をする必要はないと思います。
必要だから手術をするのであって、必要ない手術で体を傷つける必要はないと思います。
手術をするなら、卵巣も一緒に切除したほうが、リュープリンが必要なくなるので、医療費が少し安くなります。

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