相談:2267 乳がん非浸潤がん部分切除後、断端陽性の場合
2022/11/03
相談者:
40代
2022/11/03
乳がんの治療についてご相談させていただきます。
今年2月に市から届いた乳がん検診クーポンを利用して初めて乳がん検診を受けました。結果、右胸の乳頭より少し上に乳がんの疑いがあるとのことで、近くの大学病院にて再検査(マンモ・エコー・CT・MRI・針生検)を行い、7月に1cmの腫瘍があることが分かりました。ステージ0の非浸潤がんです。その後、9月中旬に部分切除の手術を行い、先週の10月中旬に病理検査結果で断端陽性ある為、全摘+再建か放射線治療+ブーストを選んでくださいと言われました。とてもショックでした。全摘はしたくないので、放射線治療かなと思いましたが、再発した時に浸潤がんになる可能性が50%あると言われ、また放射線科の先生に非浸潤がんの断端陽性はがんがどこまで広がっているか分からないのでブースト範囲が難しいため全摘したほうが再発リスクが少なくて安心と言われました。やはり全摘した方が良いのでしょうか?断端陽性の放射線治療(ブースト含む)はどのくらい再発率がありますか?アドバイスをいただきたいです。どうぞ宜しくお願い致します。
CTやMRIでは見えない非浸潤がんが広がっていて、断端陽性になることが時々あります。
また、非浸潤がんは、乳管の中だけに広がりやすいので、意外と広く乳がんがあることがあります。
断端陽性がどれくらいの範囲で陽性なのかによります。
手術で取った標本の一部だけが陽性ならば、追加切除や放射線“ブーストでいいと思いますが、
広い範囲で陽性であれば、どこまで、どれくらい取ったらいいのか、どれくらいの範囲に放射線を当てららいいのかが、わからないので、乳房切除がいいと思います。