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乳がんのセルフチェック

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相談:2612 乳がん全摘 断端陽性

2023/07/30
相談者: 20代
2023/07/30
2022年頃から左胸にしこりを発見し、同年に乳腺外来受診。検査後、非浸潤がんと診断あり。範囲が広範囲の為、2023年乳輪乳頭温存乳房全摘術+エキスパンダー挿入手術を受けました。その後、病理検査の結果、大半は非浸潤がんでしたが、数カ所浸潤がんがありました。 術後、タモキシフェン、リュープリン5年の治療方針で治療が始まり、左胸インプラントに入れ替え済です。 病理検査結果分かってることは、 病理診断:浸潤がん(浸潤性乳管がん) 大きさ:浸潤径 5mm、占拠径54mm 断端:陽性 悪性度1 リンパ節転移:無 リンパ管侵襲:無 血管侵襲:無 ステージ1 エストロゲン、プロゲステロン陽性 her2陰性 ki67 14.3% そこで質問なのですが、 ①数カ所浸潤がんのうち1ヶ所だけ、浸潤癌のある所から0.2mm外側でとったので断端陽性という結果だったと主治医から話があったのですが、現在のホルモン治療のみで大丈夫でしょうか。全摘断端陽性なら通常は追加で手術、治療など行うのでしょうか。 手術でしたら現在インプラントを挿入していますが、どのように行うのでしょうか。またインプラント挿入しているところで放射線は可能なのでしょうか。 ②血流が保たれるギリギリのところでとったと主治医に言われましたが、もし部分切除手術をおこなうと 血流が保てなくなり再建できないのでしょうか。 ③0.2mmだと取りきっていなくてまだ残っていると考えますか?やはり再発しやすいのでしょうか。 20代で今後妊娠も考えている為ホルモン治療のみで数年後の再発が1番心配です。

浸潤がんが5mmで断端陽性の断端は非浸潤がんで陽性なのでしょうか。
非浸潤がんで陽性の場合、放射線で対処することが多いです。
インプラント挿入後の放射線は、行ってもいいことにはなっています。
浸潤がんで陽性であれば、再手術を考えます。手術方法は形成外科と相談して決めることになると思います。
一応0.2mmの幅で断端陰性で取りきれていると主治医は考えていると思いますので、何もしないのもありだと思います。
全身治療としての治療はホルモン療法のみで大丈夫ですが、手術した乳房の断端陽性については主治医とよく相談してください。

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