相談:3037 ストレスとの関係
2025/03/08
相談者:
50代
2025/03/08
いつもお忙しい中、ご回答いただき、本当に感謝しております。ありがとうございます。実際の症状の相談でなくすみませんが、よろしくお願いします。
以前、他院で4ヶ月間ほど、しこりの経過観察をしてもらっていたのですが、経過観察中はしこりの事が心配で心配で、毎日頭から離れなくなってしまい、時々吐き気や胃痛もしていました。しこりは細胞診をしてもらい、良性で良かったのですが、それからというもの、以前よりも乳がんに対して、すごく恐怖心が増してしまいました。経過観察中は、かなりストレスもあったと思います。
そこで、2つほど教えていただきたいのですが。
この様なストレスは、乳がんの発症リスクになりますか?
また、一般的に言われる乳がんのリスクですが、リスクがたくさんあっても乳がんにならない人もいますし、1個も当てはまらなくても乳がんになる人もいます、どうしてなんでしょうか? どの様にとらえたらいいのでしょう?リスクについては、あまり深く考えない方がよいのでしょうか。
ストレスは乳がんだけではなく、色々ながんや、病気のリスクが上がるといわれています。
ストレスは、測定することができないので、実際にちゃんとしたデータはありません。
ストレスのない人はいないので、ストレスを如何に発散して、軽減させるかが重要だと思います。
乳がんのリスクについては、統計学上でリスクになっています。乳がんになった人、乳がんになっていない人を沢山集めて、リスク因子を出します。一人ひとりの個人にすれば、リスクが沢山あっても乳がんにならない人、リスクのない人が乳がんになる人が出てきます。
乳がんの場合、9人に1人が乳がんになる現在は、リスクを考えるより、きちんと検診を受けることの方が大事です。