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乳がんのセルフチェック

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相談:2065 しこりの大きさと悪性度について

2022/06/15
相談者: 40代
2022/06/15
42歳です。 初潮を迎えた12歳頃から左胸内側上部に大きなしこりがあり(気付いた時から胸を軽く手で触るだけで安易にしこりと分かる大きさでした)、 何度かエコーで「良性」と診断されてきていました。 常に同じ場所に大きなしこりがあったため、全く気に留めることはなかったのですが、 ここ数年、時折痛み止めが効かない痛みが出たりしこり周辺の皮膚が赤くなったり硬さが増したように感じたり、 目視でしこりの盛り上がりが分かるようになり、先日乳腺外来を受診しました。 診触診、エコーの結果から「良性とは言い切れない3cm程の歪なしこりがある」とのことで、針生検、MRI、造影CTの検査をして、現在結果待ちです。 理解に苦しむのが、最初にしこりを見つけたのが12歳で現在42歳であり、30年間幾度かの検査で悪性を見落とし、 悪性のまま何の治療もせず健康に暮らすことが出来たのか?ということです。 現在もしこりの痛み等の他、特に目立った症状はなく、別件で4年前に脳MRI(異常なし)、昨年胃腸のMRI、大腸カメラ(共に異常なし)という状態です。 主治医の見解では非常に悪性度が高いとのことで造影CTもやりましたが、悪性であった場合、もう手遅れなのではないか?と不安に思っています。 先生の見解をお伺いできましたら幸いです。

12歳からあったしこりが、乳がんである可能性はゼロです。
12歳に乳がんはできませんし、たとえ乳がんだとしても、無治療の乳がんが30年間生存できることはありません。

最後にしこりを見てもらったのがいつなのか分かりませんが、経過からすると
線維腺腫が大きくなり、皮膚の赤みが出てきた。
線維腺腫ではなく、葉状腫瘍が大きくなって、皮膚の赤みが出てきた。
元々あったしこりの所に偶然乳がんができた
以上が考えられます。

主治医は、針生検、MRI、造影CTの検査の結果待ちの状態で、悪性度が高いとはどこで判断したのかは、分かりません。

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