相談:1648 肉芽腫性乳腺炎の自然治癒について
2021/06/19
相談者:
30代
2021/06/19
はじめまして、宜しくお願い致します。
3ヶ月ほど前から大きいしこりと小さいしこりが出来はじめ、先月より乳腺外科で診察をしていただいたところ、エコー、マンモグラフィー、針生検を受け、肉芽腫性乳腺炎疑いということで、治療を受けております。
切開排膿を続けており、痛みは日によって違うのですが、たまにガーゼ交換をしたのちに激痛の日もありますが、ほとんどは触ると痛い程度です。
切開排膿を続け、二週間ほど経ちますが、
しこりは少し小さくなったくらいで、あまり変化はありません。
しかし、膿は毎回そこそこ出てきており、腫れはおさまってきている、いい方向に向かっているとのことです。
当初は、炎症がおさまってきていれば、ステロイドの処方はしないということだったのですが、
もう長く続いているし、ステロイドを処方した方がいいと言われております。
ですが、どうしても副作用が気になり、ステロイドを服用する気になれません。元々、骨もあまり強くないため(首の軟骨がつぶれていたり、立ち仕事をしているだけで疲労骨折したことがあるなど)、副作用がとても心配です。触れると痛い程度で、そこまで生活に支障がないため、どうしても副作用のほうがデメリットが多いのではないかと思ってしまいます。
この病気は個人差があり、経過観察で治る方もいれば、ステロイドを服用しても繰り返す方もいるとお伺いしました。
なんとか自然治癒させたいと、自己免疫を高めるために、鍼灸にも通いはじめました。
そこで、お伺いしたいのですが、このまま自然治癒のためにこの肉芽腫性乳腺炎かつ、切開した胸の状態で長く居続けると、なにか感染症や合併症など、ほかのデメリットが出てきてしまうのでしょうか。
また、自然治癒では炎症はおさまっても、しこりは残ってしまうものでしょうか。逆にステロイドであれば、しこりもなくなるのでしょうか。
悪いことが起きてしまうのなら、ステロイド処方もやむを得ないのかと思うのですが、特に支障がないのであれば自然治癒に向けて頑張りたいと思っております。
長くなってしまいましたが、ご回答宜しくお願い致します。
肉芽腫性乳腺炎に確立した治療法はありません。
抗生剤、ステロイド、無治療経過観察で自然治癒が治療になります。
症状が我慢出来て、ステロイドを使用したくないのであれば、時間が掛かるかもしれませんが、無治療で経過を見ていてもいいと思います。
早く症状を取るにはステロイド治療が有効ですが、副作用とステロイドを減量するために治療が長期になります。
抗生剤は効くときと、効かない時があり不安定です。