相談:2580 術後定期検診
2023/07/02
相談者:
40代
2023/07/02
乳がん手術後 定期検診(10年)について教えてください。
施設によって異なるようですが、
私の病院では、1年毎のマンモグラフィー、半年毎のエコー、1年毎の胸部レントゲン、1年毎の腹部超音波検査、3か月毎の採血腫瘍マーカーです。
乳がんガイドラインや、本や、ネットを見ても最近はそこまで検査はしないように思いました。
また、CT検査も勧められましたが、一度断りました。(被爆が怖いため)しかし、次回と言われた為、またCTを勧められると思います。
施設によっては、1年毎のCT検査のところもあるようです。
何が本当か、多種多様でわかりません。
基本の(おすすめの)定期検診は、何をすればよいでしょうか?
また、CT検査は患者の意志で断ってもよいものでしょうか?医師の意見に従うべきでしょうか?
前回、断りました際に必要性を聞いたところ「36歳と若くして罹患したため」との回答でした。
若くして罹患した場合は、CTを受けた方がよいですか?
術後ステージ1 浸潤3mm
ホルモン剤服用も副作用により
無治療の現在です。
よろしくお願い致します。
乳がん術後の、定期検診できちんとしたデータがあるのは、年に1回のマンモグラフィ検査だけです。
超音波検査、胸部レントゲン、CT、骨シンチ、血液検査は、定期でする必要はありません。
ホルモン療法などをしている方は、副作用の有無の確認のために、血液検査を行いますが、乳がん再発を調べるために行なっている訳ではありません。ただし、せっかく採血するならと、ついでに腫瘍マーカーを検査しています。
超音波検査は、簡単にすぐにできるので、行っている場合が多いです。
日本の医療は、定額制ではなく、売上性なので、検査をした方が、医療機関が儲かるようになっていますので、検査をたくさんしています。
外国などの定額制では、検査した分だけ赤字なので、必要最低限しか検査はしません。
日本では患者さんがお願いすれば、検査をしてくれることが多いですが、外国では、必要ないと断られることも多くあります。