相談:2462 細胞診について
2023/03/26
相談者:
40代
2023/03/26
健診でMMGで石灰化を指摘され、病院を受診しました。MMG、エコー検査を実施し、MMGでは良性だと思うが一部気になる部分があるので半年後に経過観察、エコーでは石灰化があるところとは違う場所で1.2㎝x0.8㎝ほどの低エコーな部分があるので念のため細胞診をしましょう、ということで細胞診をしました。その時に聞けば良かったのですが乳房をつまんで針を指す時、指摘された場所ではあったのですが低エコーの部分が画面上写ってないところで細胞を取りました。結果、細胞が上手く取れていないので良性細胞も悪性細胞もないと言われました。質問なのですが
①検査の時は低エコーに見えているのに乳房をつまむと低エコーに見えなくなることはあるのでしょうか?
②細胞診で細胞が取れないのは良性の可能性が高いと言われ、心配なら組織診をしてもいいと言われましたが、①のことがよくある事なのであれば経過観察でもいいのかと思っています。
なんだか石灰化のことも低エコーのこともはっきりしないままなのでもやもやします。
①低エコーに見えている部分をつまむ、押すなどの乳腺変形させた時に低エコーが見えなくなるということは、
実は低エコーがなく、乳腺の線維が邪魔をして、超音波がさえぎられて、低エコーに見えているだけの可能性があります。
細胞診は超音波で見ながら行うので、斜めに針を刺すので、実際に針を刺す位置と、病変は同じところではありません。
②細胞がうまく取れていないのは、細胞数が少なかったり、血液が混じって、診断ができないなどの可能性があります。時々あることです。この場合、良性を疑って細胞診をしたのであれば、経過観察でもいいと思いますが、
悪性を疑って、細胞診をしたのであれば、組織診をするのがいいと思います。