相談:2410 術後療法について
2023/02/25
相談者:
40代
2023/02/25
6年前に温存手術を受けました。
右C区域 粘液がん
tumor size: invasive component; 1. 4x1. 0x1. 0cm
in-situ component: low papillary, 0.6x2. 0cm
NG 1 、ly (-), v(-)
sentinel LN (-)
ER J-score 3b
PgR J-score 3b
HER2 score 1+
放射線治療とタモキシフェン 内服を3年ほどしましたが、昨年再発が見つかり全摘しました。
右D区域
センチネルリンパ節転移なし
漫潤性乳がん(腺管形成型>硬性型>粘液癌)
浸潤径 1.5cmx 1.1cm
乳管内がんを含む全体径 5.5cmx 2.5cm、HG1、NG1、V(-)、Ly(-)
ER:3b、PgR:3b、HER2 (1+)
Ki67 : 20%
オンコタイプDX :再発スコア25 、9年再発率12%
47歳で閉経前です。
抗がん剤治療をした方がよいか悩んでいます。先生ならどうされますか。
再発というよりは、領域と組織型が違うので、新たにできた乳がんと考えます。
1回目の術後6年で出てきて、3年タモキシフェン内服ということは、タモキシフェン内服が終了して3年経過していることになります。オンコタイプの抗がん剤の効果の数値は何%だったのかにもよりますが、
再発スコアが25点なので、抗がん剤治療を勧めます。脱毛が嫌なのであれば、ホルモン剤+TS11年を勧めます。