相談:2320 トリプルネガティブだが、ホルモンレセプター弱陽性乳がん
2022/12/11
相談者:
50代
2022/12/11
53歳 閉経しています。術前の組織診で非湿潤癌(ER80% PgR0% HER2 陰性 Ki67 15%)だったので、左乳がんの全摘術をしました。病理診断の結果、腫瘍サイズは60×24mm 湿潤癌のサイズが28×24mm 充実腺管癌 核グレード2 ER5% PgR0% HER2 0 Ki67 39.8% センチネルリンパ節生検3個は転移なし、リンパ節郭生はなし
トリプルネガティブと診断され、ddEC4クール Weeklyパクリタキセル 12回の予定です。遺伝子検査も結果待ちです。キートルーダも今は使えないので、PDL1については、再発時に確認するとのことです。術前化学療法を行ってないので、化学療法が終われば、経過観察になると言われています。ホルモン療法も期待はできないとのことです。遺伝子検査が陽性ならばリムパーザなどが使えるとのことですが、ゼローダは術前化学療法をしていない人には術後は使わないとのことでした。術前化学療法を行えなかったホルモンレセプター弱陽性トリプルトリプルネガティブの術後の治療方法を教えて欲しいです。ERが1%でもあれば、ホルモン陽性と判断するようですが、非湿潤癌の部分はER80%なので、また、新しい乳がんの予防に積極的なホルモン治療は効果があるのか?TS1、ベージニオの併用はリンパ節転移がなかったので使えないのか?再発リスクを少しでも回避させたいのですが、、
あなたの状態では、ddEC、Weeklyパクリタキセルが終了したら、経過観察です。
それ以上のデータがないからです。またTS1、ベージニオは使えません。
ER5%陽性は、ホルモン剤の効果は非常に弱いので、期待できません。