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乳がんのセルフチェック

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相談:2257 リュープリンの必要性について

2022/10/27
相談者: 30代
2022/10/27
乳がん罹患時35歳(現在36歳)、ステージ2a、トリプルポジティブ。術前化学療法(AC、ドセタキセル)、手術、18回のハーセプチン、パージェタを経て現在タモキシフェン服用中です。 主治医からは「化学療法により生理が止まっているため、リュープリンは併用せず、生理が再開した場合は併用する」と言われていますが、最近、下記の件で不安になっています。 ◆たまに排卵痛のような痛みを下腹部に感じたり、おりものにうっすら茶色の色が付くことがあります。主治医からは「タモキシフェンのせいで卵巣が動いているのかもしれない」と言われ、婦人科では「生理が止まっていても、本来の生理のタイミングでうっすら出血が起きたり、子宮や卵巣の動きが起こる場合がある」と言われました。 ◆子宮体がん検査後に少量の出血が3週間続きました→出血が長引くため不正出血を疑い、婦人科でエコー検査してもらったところ、子宮内膜は薄いので生理の再開ではなく検査の影響だろうと言われました。その後、2ヶ月近く経った今、出血は起きていませんが、ホルモン検査はしていないため、本当に検査による出血だったのか、生理再開の兆しだったのか不安です。 【質問】 (1)乳腺外科で血液検査をしてもらえるのは年に1回のみでホルモン値の確認もありません。婦人科に相談したところ、ホルモン数値を調べることはできるけれど、常に変動しているものなのでスポット的に調べてもあまり意味がないと言われました。ただ、上記で婦人科の医師に言われたように、水面下で卵巣が動いているというようなことを言われると、女性ホルモンの作用を抑え切れていないのでは?と不安になります。 SOFT試験では確かリュープリン併用が有効なのは35歳未満、化学療法閉経から月経再開した場合と認識していますが、36歳でも35歳でもあまり変わらないと思いますし、本来化学閉経していなければリュープリンの適応だったと思いますので、併用しなくて本当に大丈夫なのか心配です。 リュープリンを打つのは、確実に生理が戻ったという現象を確認できてからで良いのでしょうか。生理が戻っていない状態でリュープリンを打つことは過剰治療になりますか?また、定期的にホルモン値の検査はしなくても大丈夫なのでしょうか。 ご教示のほど、何卒よろしくお願いいたします。

タモキシフェンを内服している状態で、女性ホルモンを調べても、当てにならない事は分かっています。
なので、女性ホルモンを検査するだけ無駄です。
本当に調べたいのであれば、タモキシフェンを3か月ぐらい中止してから調べるしか方法はありません。
年齢から閉経する年齢ではないので、現段階で、リュープリンを行ってもいいと思います。過剰ではありません。
お金がかかるだけです。
抗がん剤治療で、卵巣の働きが悪くなり、閉経したようになっている可能性もあるので、
生理が戻ってからのリュープリンでもいいとは思います。どちらもありだと思います。

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