相談:1624 細胞診の結果
2021/04/08
相談者:
60代
2021/04/08
乳がんの定期検査を受け、エコー画像に所見があった事から細胞診を同時に受けました。
検査の結果その中身は水だったとの事で、半年後またエコーとなりました。
主治医の先生曰く、黒い影の中に白い小さな点が有ったので細胞診を行った。
今回その中身を全て取り切った訳ではないので、半年後変化が無いか確認しないとはっきりわからないとおっしゃっていました。
半年後もしそれが悪性だった場合、進行してしまっていないか心配です。
他の専門医の先生にも診て頂く事なども考える方が良いでしょうか?お忙しい中恐縮です。よろしくお願い申し上げます。
超音波で黒い影の中に白い点があるように見えるものは、のう胞内腫瘍や、濃縮のう胞があります。
乳房内の水のたまりは「のう胞」と言います。
のう胞は、大部分の女性が持っていて、乳がんにならないので、放置で大丈夫です。
時々腫瘍ができて、のう胞をつくり、のう胞の中に腫瘍ができているように見える、
のう胞内腫瘍と言うのがあります。のう胞内腫瘍は良性と悪性があります。
濃縮のう胞はのう胞の水が濃くなったもので、良性です。
細胞診で異常がないのであれば、このまま様子見で大丈夫です。半年後に大変な事にはならないので大丈夫です。