相談:1623 乳腺線維腺腫 エコーのみの精密検査
2021/03/23
相談者:
30代
2021/03/23
妊娠後期に受けたエコー検査で、乳腺線維腺腫疑いの要精密検査になりました(昨年は乳腺線維腺腫の経過観察)。
その部分に柔らかいしこりも触れます。
1ヶ月後に出産し、その3週間後に精密検査を受けましたが、エコー検査のみで、乳腺線維腺腫に見えるとの診断をもらい、3ヶ月後の経過観察となりました。精密検査なのに、最初の検診同様のエコーのみで、細胞診は必要ないのでしょうか。
妊娠後期に受けた乳がんのエコー検診で「乳腺線維腺腫疑いと乳管拡張」の要精密検査となったため、産後3週間目に、県立病院の乳腺外科にて精密検査を行いました。
検査内容は検診と同じエコーのみしか行わなかったのですが、「乳腺線維腺腫の様に見える」との診断で、3ヶ月後の経過観察になりました。
精密検査なのに細胞診などは行わなくて良かったのでしょうか。
ちなみに、その部分は妊娠中期あたりからしこりも触れています。
授乳中の精密検査なので、悪性を疑わなければ、細胞診等は行いません。
授乳中に細胞診をすると、良性の細胞でも、乳がんのように見えるため、正確な診断が難しいのです。
授乳中の細胞診は、悪性の様に見えるので、さらなる検査が必要になる場合が多いのです。
さらなる検査は、もっと太い針を刺すので、 乳汁が漏れたりしますので、悪性を疑わない限り、避けたいのです。
経過観察ということは悪性を疑っているわけではなく、念のための経過観察だと思います。