相談:0379 乳がんの手術
2016/08/21
相談者:
40代
2016/08/21
46歳。子供なしです。
近く手術の予定なのですが、いまだに温存か全摘かでまよっています。
先生には、がんが内側の下にあり、大胸筋の近くにあるのでもし温存にした場合、大胸筋を少しとり扇型にがんをとるので変形は免れないと言われました。
大胸筋を少し切った場合、そこに放射線をあてなくてはいけないのでしょうか?
全摘した場合でも、放射線を当てなくてはいけないのでしょうか?
浸潤がんで硬がん。
ホルモン受容体が陽性でホルモン治療がよく効くタイプで画像ではリンパの転移はない。
遺伝性でもない。
2cmのしこりの場合、再発のリスクを考えると全摘するのがいいのか・・・。
それともリスクをかかえても温存でいくべきなのか(たとえ乳房が変形しても)。
もし全摘した場合、いまのところ再建までは考えていません。
究極の選択にぎりぎりまで迷っても神経が耐えられるか心配です。
乳腺部分切除(温存手術)と乳腺全摘との違いは、残った乳房にまたがんができるか、乳房がないので、もう出てこないかの違いです。
残った乳房にがんが出てくるのを防ぐために、放射線をします。
乳腺部分切除(温存手術)+放射線=乳腺全摘という事です。
乳房以外の再発のリスクは同じです。
自分の乳房にどこまでこだわるかという事です。
実際に究極の選択なので、納得がいくまで迷ってください。
後で後悔しないようにしましょう。