相談:0838 異型小葉過形成(Atypical Lobular Hyperplasia;ALH)
2018/05/13 2018/05/13
42才、子供二人です。よろしくお願いします。
昨年、アメリカ在住中にしこりが見つかり、念の為取りましょうと手術を受け、生検の結果、異型小葉過形成と言われました。
人生の中で乳がんにかかる確率は25-30%であり、年に一度MRIと、またその半年後にマンモグラフィ+エコーの検査を受けて、
年に2回の検査を受けるように言われました。 だいたいの説明は受けましたが英語でしたし、自分なりに検索してみました。
そこで見つけたステージ0の、前ガンという状態だという認識で間違いないでしょうか。
この度、保険の見直しをして乳がんオプションを付けたかったのですが、どちらの保険会社でも、ガンに直結している、
という理由で断られました。現在は愛知県に本帰国しており、昨日MRIをしてもらうと、
濃染の箇所があり、エコーでは、わずかにしこりに見えるとの事、針生検の結果待ちです。
異型小葉過形成とは、食事運動睡眠ストレスなどに気をつけて発ガン率を下げるように暮らす程度ではどうにもならない、
ガンに直結したもので、どうしても乳がんにはかかるようなものですか。どのように受け止めて暮らして行けば良いものか、
教えて頂けたら嬉しいです。
異型小葉過形成(Atypical Lobular hyperplasia;ALH)は乳がんではないので、ステージはありません。ステージ0は非浸潤性乳管がんです。
異型小葉過形成は、前がん状態でもありません。乳がんができやすい乳房という事です。しかし、必ず乳がんになるわけではありません。
乳がんにならないようにすることは出来ないので、なった時に早く見つけるために検診をきちんと受けていくことが大事です。