相談:1029 葉状腫瘍の経過観察
2019/03/28 2019/03/28
よろしくお願いします。私は、以前より(10年前ぐらい)両胸にたくさん良性の腫瘍があり、
一年毎のマンモ半年毎の超音波、細胞診が必要な物はその都度検査を受けてきました。
一年半前に新たな腫瘍が出来、マンモ、超音波、細胞診をしました。
マンモでは特に異常なし、超音波では大きさは1㎝ほど、分葉形で境界明瞭、やや粗造、血流は+でエラストは硬い、内部エコー不均質、
後方エコー不変、繊維腺腫疑い、カテゴリー3aとの事でした。
細胞診は、異型の乏しい細胞集塊を少数見るが正常、あるいは良性でした。
細胞診の時はあまり細胞が取れず、何度も注射器をシュパシュパしてやっととれた感じでした。
この結果を持って一年毎のマンモ、半年毎の超音波を受けて、今現在サイズ著変なしで経過観察です。
先生は大きくなってきたら、太い針を刺す細胞検査をします。とのことでした。
その理由は繊維腺腫か葉状腫瘍か区別する為だそうです。
ネットを見ていたら、もし葉状腫瘍だったらと怖くなってしまいました。
やはり先生が仰るように、大きくなってから調べると言う方法で良いのでしょうか?
今、この大きさでは半年毎の経過観察が適切でしょうか?
不安になったので、質問させていただきました。長々とすみません。よろしくお願いします。
主治医の先生の判断は、正しいです。
良性腫瘍は、3cmになるまで経過観察が基本です。3cmを超えたら切除を考えます。
葉状腫瘍は小さいうちは悪性になることは無く、非常に稀ですが、大きくなると悪性になることがあるからです。
また切除手術をする際に、線維腺腫か葉状腫瘍かで切除手術の仕方が少し違うので、針生検で確認してから切除手術をするのが基本です。