相談:1284 ステレオマンモトーム生検の影響
2019/08/20
2019/08/20
カテゴリー3で経過観察をしていた石灰化が増えたので、ステレオガイド下マンモトーム生検を受ける予定です。
経過観察の5年間、半年に1回マンモの検査をしており、直近では2週間前に受けたばかりなので、
ステレオガイド下マンモトーム生検で再度マンモをすることによる乳腺への放射線の影響が気になります。
マンモトーム生検の被曝量と影響度について教えて下さい。
また、マンモトーム生検は3回目となります。高濃度乳腺でディナゲストを服用してることもあり、
常に継続的な胸の痛みと張りを感じています。以前、マンモトーム生検をした際も、
1年ほど胸のしこり(血腫?)、硬さ、痛みが続きました。
マンモトーム生検を何回も行い、度々の乳腺の侵襲による乳がん発生リスクについても教えて下さい。
よろしくお願い致します。
ステレオマンモトーム生検被曝量はマンモグラフィと同等です。影響は特にありません。
マンモトーム生検の侵襲により乳がんの発生リスクが上がるというデータはありません。
リスクはないと考えて大丈夫です。
早速のご回答、ありがとうございました。 先生からのコメントを読んで安心した気持ちで本日ステレオガイド下マンモトーム生検をしてまいりました。 そこで、再度質問をさせて下さい。石灰化がマンモグラフィーで写らなかった為、 角度を変えながら15回以上撮影をしました。ようやく石灰化が写ったところで、 針を刺すのにポジションが悪いとのことでポジションを決めるのに5回程撮影をしていました。 「撮ります」と言われた回数は20回以上だったと思います。 通常、これ程撮影するものなのでしょうか。 また、乳腺への被曝がとても気になりましたが、乳がん発生のリスクは問題ないのでしょうか。 また、前回エコーでマンモトーム生検をした時はすぐに終わった記憶でしたが、 今回は1時から始まり12時まで計12回(本)乳腺組織を採取してました。 ステレオガイド下マンモトーム生検の場合、12回採るのが通常なのでしょうか。(約1時間の検査でした) 疑問を感じながらも検査時に意識が朦朧としてきてその場で質問できる状況ではなかったため、 家に帰り落ち着いたところで再度質問をさせて頂きました。 よろしくお願い致します。
ステレオマンモトーム生検は、石灰化を狙って針を刺すのですが、石灰化の位置によっては、 石灰化が見えにくいので、針を刺すのにいい位置に石灰化が見えるまで、乳房のはさみ方を変えて撮影をします。 ですので、撮影回数が多くなることはあります。撮影回数が多くなると、被曝量も多くなりますが、 心配するほどではありませんので、大丈夫です。 この被曝により、乳がんになるリスクが上がることはありません。 採取の本数は、その時の状態によるので、12本以上取るときもあります。