相談:3197 術後の腫瘍マーカーについて
2026/02/08
相談者:
50代
2026/02/08
いつもこちらの情報でとても勉強させていただいています。
ありがとうございます。
2025年10月に乳がんの手術をしました。
●59歳
●ステージ IIB・全摘
●腋窩リンパ郭清済み
●ホルモン陽性・HER2陰性
●核グレード1/組織学的グレード2
●Ki-67 5%
●リンパ管侵襲あり(LVI+)
オンコタイプDXにより、RSスコアが8、5年再発率2%の結果となり、点滴抗がん剤はなし。
現在は、エスワンを1年間とホルモン剤を10年処方されています。
腫瘍マーカーについてお伺いしたいです。
乳がんの告知時点での腫瘍マーカーのCA15-3が50とかなり高い値でした。
その後、造影CT、MRIの検査をし、遠隔転移なしとの結果で、手術を行いました。
術後、2ヶ月の時点で再度腫瘍マーカーを検査したところ
CA15-3が25と下がっていました。
【質問】
術後に腫瘍マーカーが下がったということは、
やはり乳がんの影響でマーカーが上がっているということになり、
再発の可能性はかなり高くなりますでしょうか?
また、今後、どれくらいの頻度で
腫瘍マーカーやCTの検査を行っていくべきでしょうか?
何卒よろしくお願いいたします。
術後に腫瘍マーカーが低下したということは、乳房にあった乳がんの影響で、上がっていた可能性があります。
その、乳がんが無くなったので、低下したので、再発の可能性が高いわけではありません。
エビデンスから言うと、腫瘍マーカー、CTの検査は、定期的に行うものではありません。
腫瘍マーカーは、薬の副作用を見るために血液検査をする時についでに測定します。
腫瘍マーカーは多少上下しても気にしません。徐々に上昇してく場合のみ気にします。
CTは再発が疑われる場合のみ行います。CTで小さな再発を見つけても、予後に変化がないことが
分かっているので、無駄な検査は行わないのです。
ただし、病院によっては定期的にCT、骨シンチなどを行うところがあります。
日本の医療システムは、検査しないと、病院が儲からない仕組みだからです。


