相談:3098 ルミナールの一般的な予後について
2025/07/17
相談者:
50代
2025/07/17
先日3092にてご返信いただいたものです。お忙しい所本当に有難うございました。本日ようやく組織診にてサブタイプがでました。
PGR(+)ER(+)HER2 2+ FISHはせず、手術後の顕微鏡検査で確定させるそうです。担当医より「トリプルネガティブの方が良かったね。うちの病院で再発で入院(もしくは死亡)しているのはみんなルミナルタイプだから、安心できないよ。ルミナルだから既に全身に回っている可能性もあるし」と言われました。そうなのでしょうか。勝手な推測でルミナルの患者の比率が多いから再発する人が相対的に多いのかと思っていたのですが、非常に怖くて仕方ありません。
あなたの言う通り、ルミナルタイプの人が多いので、相対的に多いのです。
全身に回っている可能性もルミナルタイプだからではありません。
どのタイプの乳がんでも、全身に回っている可能性があるので、術後の補助療法を行います。
トリプルネガティブは、抗がん剤治療以外の方法がないので、抗がん剤治療が終われば、無治療ですが、
トリプルネガティブで抗がん剤治療を行う理由は、全身に回っている可能性があるから、行うのです。全身に回っていないのであれば、手術で取って終わりで、抗がん剤治療は必要ない事になります。