相談:2995 ホルモン治療におけるLH-RHアゴニスト製剤の効果について
2024/12/31
相談者:
30代
2024/12/31
はじめまして。
35歳で1.2cmの浸潤性乳頭癌、Ki67=0.9、リンパ節転移なし、悪性度1、Ly・v因子共に-、エストロゲン陽性、プロゲステロン陽性、HER2陰性で温存手術と放射線治療を終えている者です。
オンコタイプDXの結果は、再発スコア5、9年遠隔再発率3%、化学療法の上乗せ効果は<1%とのことです。
ホルモン治療として、タモキシフェン10年とLH-RHアゴニスト製剤(ゾラデックス)5年と言われましたが、オンコタイプにはTAM単独で再発率3%と書いてあります。 LH-RHアゴニスト製剤5年にはどれほどの上乗せ効果があるのでしょうか?3%からさらに下がるのでしょうか?
リスクの高い35歳未満の閉経前の方がLH-RHアゴニスト製剤を使用すると言うような記事を見たことがありますが、私はどちらもあてはまっていないような気もします。
先生でしたらどうお考えになりますか?
35歳のルミナルAの乳がんで、グレード1、オンコタイプDXの再発スコア5であれば、タモキシフェン単独治療で5年から10年の治療期間と考えます。LH-RHアゴニスト製剤は必要ないと思います。
主治医とよく相談して下さい。