相談:2907 術後治療について
2024/08/04
相談者:
30代
2024/08/04
初めまして。よろしくお願いいたします。
温存手術を終え、病理結果です。
左乳がん
・浸潤性乳管がん
・1.5x1.0cm
・核グレードⅠ
・脈管、リンパ管侵襲あり
・腋窩リンパ節転移:1/6(1.8x1.8mm)
(センチネルリンパは実施しておらず、サンプルとして少しリンパを取ったとのことです。)
・エストロゲン 陽性
・プロゲステロン 陽性
・HER2 陰性
・ki67 26%
・ステージ2A
とのことでした。
主治医はホルモン治療(タモキシフェン)と放射線治療だけでよいとのことでしたが、リンパ節転移やKi値が不安なのでオンコタイプを申し込み、結果待ちです。
質問ですが、オンコタイプのRSの数値が具体的にどの数値からどんな抗がん剤を勧めますか?
また、その数値以下の場合、タモキシフェンだけでなくリュープリンの併用も勧めますか?
ちなみにですが、主治医にもし抗がん剤する場合、TCも選択肢ですかと尋ねたら、抗がん剤で使い慣れてる薬があるから〜とACなどの半年かかる抗がん剤になると言われたのですが、病院によって実施する抗がん剤の種類はある程度決まっているということなのでしょうか。
リュープリンについては、数ヶ月後の血液検査の結果を見て判断すると言われていますが、早めにやらなくても大丈夫でしょうか?
お忙しい中大変恐縮ですが、どうぞよろしくお願いいたします。
30代でリンパ節転移1個陽性なので抗がん剤治療を考慮します。
50才以下なので、オンコタイプDXで16点以上は、抗がん剤の適応と考えます。
この場合の抗がん剤治療は、TCを行うのが標準治療です。
AC+タキサン系抗がん剤は、やり過ぎの治療になる可能性があります。
使い慣れているかどうかは、主治医の経験だけで、標準治療とは言えません。
さらに、抗がん剤終了後は、ゾラデックス(又はリュープリン)+タモキシフェン+TS1の治療を考えます。
リュープリンを数ヶ月後の血液検査の結果を見て判断するのは、よく分かりません。
オンコタイプDXの結果が出たら、セカンドオピニオンを求めた方がいいかもしれません。