相談:2853 オンコタイプの結果
2024/06/02
相談者:
50代
2024/06/02
2837で質問させて頂きました。
先生、何度も申し訳ありません。
オンコタイプ結果が出ました。
乳がん全摘、しこり1.6センチ
2つ。ER10陽性 PR7.3陽性
ハーツ陰性 グレード2 ki67が8
センチネルリンパ生検2個の内一つに、3ミリ転移。節外浸潤なし。
リンパ管+ 血管マイナス
51歳、閉経前。
オンコタイプ結果がRS22 再発率18
化学療法効果を否定できません
となりました。タモキシフェンと
腋窩や胸に放射線は、決まっています。私は二年前に子宮全摘をする際にリュープリンを打ち副作用がなかったので、リュープリンをして閉経状態にしてタモキシフェンを飲みたいと主治医に希望しました。主治医は、50歳以上にリュープリンを使った事がないから必要ないかな?と言われました。飲む抗癌剤とホルモン治療にしましょうと言われましたが、私はオンコタイプ25以下閉経ならば抗癌剤必要なしの意味を考えてリュープリンを打ちたいと思っています。50歳以上も打てますか?先生は、私に飲む抗癌剤は、必要だと思われますか?
長々沢山質問してすみません。
宜しくお願い致します。
オンコタイプDXは点滴抗がん剤をするかしないかを決めるもので、内服抗がん剤(TS1)が必要かどうかを見るものではありません。
51歳なのでそのままでも自然に閉経する年齢に、リュープリンを使っても、費用対効果が少ないです。
51歳でもリュープリンは打てますが、お金がもったいないかもしれません。
閉経前と考えるのであれば、閉経前でオンコタイプDXが22ならば、点滴抗がん剤治療が必要です。
点滴抗がん剤をすると、多分閉経になるのでその後にタモキシフェンまたはアロマターぜ阻害剤内服の治療となります。
京都大学のホームページにあるPOTENT試験リスク計算ツールを使ってあなたの状態を計算すると
TS1の恩恵が少ないので必要ない可能性があります。